うつ ってどんな病気?
※このサイトでなぜ「鬱(うつ)」を扱うのか・・・

「うつ病」という病気は発達障害ではありません。
では、なぜこのサイトに「うつ」についての記述を載せようと思ったか。


自分の家族が「発達障害」と診断されたとき。
「発達障害」が何かも判らなくて、悩む人は多いと思います。
「発達障害」とどのようにかかわったらよいのか。
お子さんが「発達障害」と診断されたとき、これからどのように
教育していったらいいのか。
進学はできるのか。就職はできるのか。自立はできるのか。。。
考えたら考えるだけ行き詰ってしまうことがあります。

自分ではどうしようもない。
これだけ頑張っているのにどうにもならない。
先行きが不安。。。。


このようにして考えているうちに知らず知らずに精神的に参ってしまいます。
そして気がついた時にはお医者さんに「うつ病」と診断される保護者が
多くいるのも事実です。
そのような状態から、「発達障害」と「うつ病」は間接的に関係があるのだと思います。




※うつ病になったらどうなるのか・・・

うつ病の症状もすべてがこう・・・・とは言い切れませんが
実体験からここに記述させていただきます。


・眠れない。
・体に力が入らない→その結果、起き上ることができない。
・人と顔をあわせるのが嫌。
・人としゃべるのが嫌。
・何事に関しても不安。
・自分自身が孤立した感じになる。
・自分は何もできないダメな人間だと思う。
・ネガティブな発想しかできない。
・自分の意図とは関係なく涙がでてくる。
・体が重い。
・食欲がない。
・人に対して殺意を抱く。
・自分なんか死んでしまえばいいと思う。
・今まで平気だった音もやかましく感じる。
・何もしたくない(無気力)
・頭や体が痛い。
・震えがとまらない。



他にも色々あると思いますが、おおまかな症状はこんな感じでした。




※病院に行って・・・・

うつ病と診断されて「とにかく休養をとりなさい。」と言われました。
症状によって処方される薬は違いますが、おもに
・抗うつ剤
・睡眠促進剤
・睡眠薬  
 (薬について詳しいことはわかりませんが、ここでいう睡眠促進剤は
 眠りに就くための薬、睡眠薬は眠りを深くする薬と考えてください。)
・精神安定剤
・筋肉弛緩剤
・鎮痛剤
            などが処方されました。

何もできなくて、横になってばかりで、一見「寝てばかりいる」と思われがちですが
不安→眠れない→力が出ない→起き上れない
という構図が一般的ですので、病院からは睡眠薬が処方されます。






※まわりの人にお願いしたいこと

うつになると誰とも会いたくなくて、話もしたくないと思う一方、
誰かに支えてほしい、助けてほしいとも思います。
うつ病の人が話をしてきたら、とにかく話を聞いてあげてください。
そして、けっして励ましたりはしないでください。
頑張れ、前向きに考えろ、これからもっといいことあるから・・・・
善意で言っている言葉でもうつの人は受け入れることができません。
「自分は今まで頑張ってきた。でもどうにもならなかった。自分はダメな人間だ。」という考えが共通してあるようです。
そのような人に励ませば励ますほど、どんどん深く自信をなくしていきます。
話を聞くだけで十分なのです。


うつという病気は「死」の危険性を持ち合わせています。
追い詰めれば追い詰めるほどどんどんネガティブな考え方になり、
鬱の症状がひどい時は動くのも辛いためにあまり行動に移しませんが、
症状が軽くなった時に「自殺」という方向へ動く人もいます。
十分に注意して見守ることが必要になります。

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