わかってほしい、ぼくのこと

僕の感覚過敏について
            金坂 律


目   次
まえがき

第一章  感覚過敏の種類

 1-1 視覚過敏

 1-2 聴覚過敏

 1-3 味覚過敏

 1-4 触覚過敏

 1-5 嗅覚過敏

 1-6 前庭感覚

 1-7 固有感覚


なかじめのかわりに
        金坂 光



コラム1
書字障害で大変な事




まえがき
なぜこの本を書いたのかというと、感覚過敏を
持っている人を助けるために書こうと
思いました。
「感覚過敏」と言いますが、鈍感な所もあります。
つまり、感覚過敏は
「ちょうど良い感覚が保てない人」
だと言う事を伝えたかったからなんです。
そして、感覚過敏を持っている人は、話す事や
書く事が苦手な人が多いので、その人の
代わりに書いてあげたかったからなんです。

そんな人たちは、脳みそが他の処理に忙しい
から話す事や書く事に集中できないんだと
思います。
でも、環境をもっと整えてあげれば、
発達障害の人ももっと社会貢献ができるように
なると思ったからです。
大人たちがその環境を整えるための
助けになれば、と思って書きました。
感覚過敏は完璧には治りませんが、
成長などによって感覚を健常者の感覚に
近づける事やあまり気にならないようには
できます。

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