困った子は困っている子 「発達障害って何?発達しない病気?」
とよく聞かれることがあります。

いいえ違います。発達障害の子も
きちんと成長(発達)するのです。

皆さんの周りに
「普通に見えるんだけど、何か変わっているな〜」
という人はいませんか?
その人はもしかしたら、発達障害なのかもしれません。


発達障害と言っても中身は幅広くあります。
すべての人が同じ症状とは限りません。
ここにおもな症状と障害名をあげてみたいと思います。

自閉症
 先天性の脳機能障害で多くの遺伝子が関与されている。
 親のしつけや生まれ育った環境で自閉症になるということは
 現在ではありえないとされている。
 知的な障害がある子もいればない子もいる。
 感情を表すことが不得手で表情も無表情の子が多い。
 日常の決まりきった物事を進めていくのは得意だが、
 普段しないことをさせるとパニックになることがある。
 高機能自閉症やアスペルガー症候群などと区別がつきにくいが
 おもに言語障害が生じているものを自閉症とすることが多い
 言語障害が生じていないものについては広汎性発達障害と
 いわれ、アスペルガーなどがそこに入る。


※ここのホームページでは以後、言語障害を生じていない
広汎性発達障害について主に取り上げていきたいと思います。
 

学習障害(LD)
 基本的には知的な発達に遅れはありません。
 しかし、読む、聞く、書く、話す、計算するなどのうち
 特定なものの習得と使用に困難を示す障害です。

 たとえば、小学校中学年くらいになってもひらがな、
 カタカナが書けない。
 中学生くらいでは「dとb」「pとq」の区別がつかない。
 など。
 しかし、ほかの分野に関してはまったく障害なく、逆に
 素晴らしい成績を上げている人が大半です。


注意欠陥多動性障害(AD/HD)
 年齢に不釣り合いな注意力であり、さらに衝動性や
 多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や
 学業の機能に支障をきたすもの。
 
 学校で落ち着いて座っていられない、忘れ物を多くする。


高機能自閉症とアスペルガー症候群
 知的な発達の遅れは伴わずに、コミュニケーションが取れない、
 言葉の発達が遅い、中枢神経に何らかの要因による
 機能不全があると推定される。



 上記3つは単独での障害の場合もあるし、複数を伴う障害が
 ある場合もあり、一般的に医学的な診断基準はアメリカ精神
 医学会のDSM-IV-TRという基準が使われます。


広汎性発達障害(PDD)
 自閉性障害、アスペルガー、特定不能の広汎性発達障害が
 ふくまれます。


自閉症スペクトラム
 典型的な自閉症の特徴を示すものから一見自閉症に見えない
 アスペルガータイプまでを連続体として捉えて障害の位置を示す
 もの



発達障害はなぜ起きるの?
 簡単に言ってしまえば、生まれながらに脳の中の
 ある神経が未発達ということがあげられます。
 今まで、発達障害の遺伝性は否定されていました。
 しかし、最近になって子どもの発達障害が分かると同時に
 どちらかの親または祖父母などの近親者に同じ症状の人が
 いるという事例も多くみられるようになり、一部の精神科医
 の中では「遺伝」という考えを持つ人も多くなりました。
発達障害とは
 
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